百科事典 本革と合成皮革との見分け方

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Q) 最近流行りのネットオークションでブーツを落札しました。いざ、商品が届いたのですが本革と書いてありましたが、何となく胡散臭く感じました。
私のような素人でも簡単に合皮と本革の区別がつくよい方法はないでしょうか?
悶々とブーツを眺めていてもしょうがないので、良い方法はないかな~と検索してい た所このページにヒットしました。夫婦揃って靴好きです。これからもチェックさせて頂きます。




A) 一番間違いないのは、破壊試験ですが燃やすことです。合皮は溶けるように縮みます。

合皮やったら、どないすんねん! という声が聞こえてきそうですので、違う方法を。

・ 断面を見る  明らかに天然皮革と人工皮革では違いが見られ、人工皮革の場合は 布や不織布の上に発泡ポリウレタンをのせ、さらに表面塗装で革らしく仕上げています。天然皮革は繊維の細かい乳頭層と繊維のやや太い網状層からなっています。 他にお持ちの製品で、本革のものを探してその断面がどこかで見られないか (重ねて無ってあるところや、鞄の裏等)探してみてください。

・ 表面を外側にして折り曲げる  革は毛穴や特有の銀面模様がわかりやすくなるの に対し、人工皮革は模様が伸びるので見えにくくなる。

・ 皮の表面を手で触れる 人工皮革は通気性がないので、ビニールを当てたときのように汗ばむ。

ざっとこんな感じです。
うっ、知らなければ良かった、なんてことにならないことをお祈りしております。

 

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